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横手で「ふるさとキャリアサミット」 小学生が実践キャリア教育で交流

横手で開かれた「ふるさとキャリアサミット」

横手で開かれた「ふるさとキャリアサミット」

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 横手市の平鹿生涯学習センター「浅舞公民館」(横手市平鹿町浅舞)で11月12日、県内小学校で取り組まれている実践キャリア教育の交流イベント「ふるさとキャリアサミット」が開かれた。

演劇風の発表で「鶴形そば」の紹介をする鶴形小学校の児童

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 釈迦内小学校(大館市)がヒマワリを地域ブランドとしたまちづくりに取り組む「サンフラワープロジェクト」をきっかけに、県内の小学校に輪が広がった実践キャリア教育事業。

 2010年からは、各校の取り組みの事例発表や交流の場として同イベントが開かれている。今年は同校のほか鶴形小学校(能代市)、矢島小学校(由利本荘市)、浅舞小学校(横手市)の4校が参加して開かれた。

 各校の代表者は、スライドを使ったり、演劇風の演出をしたりするなどの工夫を交えながら取り組みを発表。浅舞小学校の児童は、育てたヒマワリの種で作るヒマワリ油の販売収益で老人ホームにカラオケセットと空気清浄機を贈った事例を紹介。学校と地域との交流の大切さを訴えた。

 事例を発表した浅舞小学校の児童は「私たちの発表はハプニングもあってドキドキした。5年生が中心になって取り組んできたが、小学校ごとに違う取り組みをしていて面白かった」と笑顔を見せていた。

 同小の「ひまわり油」は「浅舞の朝市」で販売する予定。

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