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横手・増田「みそ茶屋くらを」で重ね餅作り 内蔵に「よいしょ!」の掛け声

横手市増田の「みそ茶屋くらを」の内蔵「宝暦蔵」前で餅つきをする参加者

横手市増田の「みそ茶屋くらを」の内蔵「宝暦蔵」前で餅つきをする参加者

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 「旬菜みそ茶屋くらを」(横手市増田字中町)で12月27日、「~お正月目前ですよ!大☆餅つき会~」が開かれ、参加者らが餅つきと正月向け「重ね餅」作りを体験した。

「みそ茶屋くらを」の大☆餅つき会 つきたての餅で「重ね餅」を手作りする参加者

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 「杵(きね)と臼(うす)で餅つきをする家庭は少なくなっているが、餅つきは家族を笑顔にする。いい新年を迎えられるように」と同店を営む鈴木百合子さんが、同店の年内最後の営業日に合わせて企画した。

 今季初めての本格的な降雪の中、旧勇駒酒造を改装し、江戸末期に建てられた「宝暦蔵」のある同店舗に集まった参加者は15人。増田地区で収穫されたもち米4升が用意された。

 同地区でリンゴ農家を営む籠谷(こもりや)亮さんの「杵を高く上げて。振り下ろすときは杵の重さを利用して」などの指導の下、参加者と同店スタッフらは内蔵(うちぐら)前に置かれた臼を囲み、「よいしょ。よいしょ」と声を掛け合いながら交代で餅つきを体験した。餅つき後、正月向け「重ね餅」作りも行った。

 母親の実家に帰省中だという東京都世田谷区在住の沓澤佳怜さんは「餅つきは初めて。杵は重かったけど楽しかった」と笑顔を見せた。

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