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秋田県のご当地キャラ「スギッチ」が引退 横手で「ふれあい会」

浅草で「最後の公務」を務めるスギッチ

浅草で「最後の公務」を務めるスギッチ

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 秋田県の公式マスコットキャラクター「スギッチ」が11月29日、引退した。

ふるさと村で子どもたちとふれあう「スギッチ」

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 2004年に「秋田わか杉国体」のPRキャラクターとして県民投票で選ばれたご当地キャラの「スギッチ」。2006年にテレビ東京系列のバラエティー番組で「ゆるキャラ 日本一決定戦」となり、2007年の国体終了後からは県職員として秋田県のPR活動などを行ってきた。翌2008年に主任に昇進し異例のスピード出世を果たしたが、2016年12月に退職を公表した。

 秋田ふるさと村(横手市赤坂富ケ沢)では11月25日・26日、「ありがとう!スギッチふれあい会」が開かれた。会場ではこの日、スギッチが登場すると待ちわびた来場者で人だかりができ、記念撮影をしたり握手をしたりとスギッチとの最後の時間を過ごした。

 スギッチは同日、商業施設「まるごとにっぽん」(台東区浅草)で開かれた横手市の物産展「横手市うまいものフェア」にも登場。いぶりがっこ、昆布、地酒などの特産品を来場者にアピールし、呼び込みや写真撮影に応じるなど「最後の公務」を行った。会場にはスギッチをねぎらいプレゼントを手渡すファンも訪れた。

 ふるさと村に横手市内から訪れた親子は「娘がスギッチと初めて一緒に写真を撮った。引退を知ったのは最近のことだがとても残念」と話し「スギッチバイバイ」と手を振っていた。

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