秋田県立近代美術館(横手市赤坂)で4月23日、特別展「江戸の遊び絵づくし~おもしろ浮世絵ご覧あれ!」が始まる。
歌川国芳や葛飾北斎など36人の絵師が描いた戯画、寄せ絵、影絵など江戸時代のユーモアあふれる浮世絵約170点を展示。浮世絵が当時どのように使われていたかを再現する体験コーナーも設ける。
4月23日、国際浮世絵学会・常任理事の中右瑛(なかうえい)さんを講師に招いた講演会「江戸の遊び絵を解く」を開くほか、会期中、女性アナウンサーを招いたギャラリートークやミュージアムコンサートなどイベントも予定する。
同館学芸員の鈴木京さんは「浮世絵は古いものという印象があるかもしれないが、今回の展示は江戸のポップカルチャーといえるもので、若い人でも共感できるのでは。作品解説も充実させたので、じっくり楽しんでもらえれば」と話す。
開館時間は9時30分~17時。入場料1,100円。6月26日まで。