「金曜ロードショーとジブリ展」が10月12日、秋田県立近代美術館（横手市赤坂）で始まった。

「金曜ロードショーとジブリ展」開会式

　故・高畑勲監督や宮崎駿監督の作品を中心に数々のアニメーションを公開してきた1985（昭和60）年開設の「スタジオジブリ」（東京都小金井市）。1986（昭和61）年に初めて「風の谷のナウシカ」を放送して以降、38年にわたりジブリ作品を取り上げた「金曜ロードショー」（日本テレビ系列）が放送した作品を中心に、作中の場面やキャラの模型、映像、ポスターなどを一堂に展示する。作品のポスターを模した写真の撮影できるフォトスポットも設ける。

　都内を皮切りに各地を巡回し、東北では初めての開催となる同展の開会式で、秋田県の猿田和三副知事は「ジブリ作品の世界観は、家庭や友情の物語が多い。世代を問わず魅了し続けている背景には、繰り返し放送する同番組の存在もある。県外からの来場にもつながれば」と同展の効果に期待を寄せる。

　営業時間は9時30分～17時。入場料は、平日＝1,500円（中学・高校生は1,200円、小学生は600円）、土曜・日曜＝1,800円（同1,500円、900円）。チケットは、秋田展公式オンラインチケットやローソンチケットなどで販売、秋田県立近代美術館でも当日券を販売する。2025年1月13日まで。