小学生向けの職業体験「わくわーく体験」が11月24日、横手清陵学院高校(横手市大沢前田)で開かれた。
「小学生が将来就職する際の選択の幅を広げるきっかけに」と、同高校3年の生徒5人が企画した。
横手警察署ブースや、湯沢市の和菓子屋「わかさ」(湯沢市北荒町)など秋田県南の6事業者がブース出展。市内の親子連れ38組が来場し、「鑑識」や和菓子の「練り切り」など普段はできない体験を楽しんだ。
警察の鑑識の仕事を体験した小学生は「楽しかった、将来警察官になりたい」と笑顔を見せていた。
体験会の企画に携わった同高校3年の兼子菜那さんは「高校3年になってから進路に悩む人が多く、幼いうちからさまざまな職業を知りたかったなという思いがあったので、今日の体験を通して子どもたち将来の夢を考えるときの参考になれば」と話す。