道の駅「十文字」(横手市十文字町)中庭で6月4日~12日、植木や盆栽の展示販売会「東北植木盆栽市」が開かれた。
大正時代から例年初夏に開かれる同販売会は今回で99回目。今年は県内の4業者が参加し約1000種、3万鉢以上の松やモミジなどの庭木やバラの苗木、生花や果樹などを販売した。会場は連日、買い物を楽しむ家族連れや販売業者と話し込む常連客の姿でにぎわいを見せた。
出品業者の一人は「県内最古とされ、東北でも有数の歴史ある盆栽市。近年、女性や若い人を中心に盆栽が人気というが、県内でも若い盆栽愛好家の方が増えている。盆栽の奥深い楽しみを多くの人に楽しんでいただければ」と話していた。