
書道展「蔵と書~蔵のまち巡り×書道展~」が5月31日、横手市増田町の内蔵で始まった。
明治時代から続く町並みと内蔵が多く残ることから「蔵の町」とも呼ばれる増田町。増田地区交流センター運営協議会のメンバーらから成る実行委員会が、国が指定する同町の重要伝統的建造物群保存地区に残る9軒の内蔵を会場に企画した。
出展するのは、同町出身の書道家の矢野登傭(とうけん)さんと同町在住の堀田玲子さん。同町の自然などを題材に制作した作品51点と、堀田さんが主宰する書道教室の生徒らの作品69点を展示する。期間中、無料の書道体験会や朗読会なども開く。
同実行員会で企画を担当する佐藤丈浩さんは「初日から多くの皆さんに来場してもらっている。内蔵ごとに展示する書道作品が映えていると喜んでもらえているようだ。内蔵ならではの雰囲気と併せて書道作品を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
観覧時間は10時~16時。観覧無料。6月8日まで。