横手市増田町の国重要伝統的建造物群保存地区で10月2日、内蔵公開イベント「蔵史めぐり」が行われた。主催は、NPO法人増田地域活性化ステーション。
2006年から続く「蔵の日」イベントを拡大し、会場を同エリア外の市指定「景観重点地区」まで広げて企画した同イベント。普段は一般非公開となっている内蔵など計25カ所の内蔵を一斉に公開した。
当日は、内蔵や寺社を巡るスタンプラリー、スマートホンの拡張現実技術を活用したオンラインゲーム「イングレス」連動イベント、内蔵をステージにしたミニコンサートや茶席などを開き、多くの観光客でにぎわった。
大仙市在住の小原孝章さんは「増田に来たのは初めて。半日がかりで公開された内蔵を全て回ったが、作りや素材など素晴らしいと感じた」と話していた。