横手市役所平鹿地域局前で12月17日から、イルミネーション「槻(つき)の木光のファンタジー」が市民の目を楽しませている。
1998年から年末のこの時期に開き、今年で29回目。秋田県指定天然記念物の「槻の木」(幹回り約8メートル、樹高約25メートル)を囲むように約5000個のLEDで装飾し、高さ40メートル以上の巨大なクリスマスツリーを作り出す。周辺の琵琶沼も合わせ3万個を超えるLEDでライトアップする。
会場では、ツリー下に請願成就を祈願奉納する「絵馬」を設置するほか、平鹿中学校美術部作成の壁画風絵画と、平鹿地区の3つの小学校の児童が作った絵灯篭(どうろう)も展示する。
平鹿町観光協会では「地元の有志が地域を盛り上げようと始めたイルミネーション。国内有数の高さを誇る生木のクリスマスツリーを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
点灯時間は17時~24時(今月24日・31日は翌2時まで)。1月15日まで。