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湯沢の酒造会社が純米酒2種 初めて自社田栽培の酒米使い

秋田銘醸(湯沢市)が発売する自社栽培米を原料に使う純米酒「萌稲(もね)」

秋田銘醸(湯沢市)が発売する自社栽培米を原料に使う純米酒「萌稲(もね)」

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 秋田銘醸(湯沢市大工町、TEL 0183-73-3161)は7月7日、初めて自社田で栽培した酒米を原料に使う純米酒「萌稲(もね)」2種を発売する。

秋田銘醸(湯沢市)の社員が取り組む農作業の様子(2021年)

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 2021年、自社が管理する約8ヘクタールの田んぼを初めて用意し、同社社員らが育苗から田植え、稲刈り、籾すりまで、稲作の全工程を手がけて2種類の酒米を栽培。酒米の銘柄から名付けた「萌稲 百田(ひゃくでん)」と「萌稲 一穂積(いちほづみ)」の2銘柄の純米酒に仕上げた。

 営業企画室長の伊藤崇さんは「当地ならではの日本酒をとの思いから、初めて米づくりから取り組んだ新商品。自社栽培米のみを使い、いよいよ商品化にこぎ着けることができた」とし、「華やかな香りとふくらみが特徴の『百田』と、フルーティーな口当たりと酸味を味わえる『一穂積』。酒米ごとの味わいを楽しんでもらえれば」と話す。

 価格は、720ミリリットル=1,210円、300ミリリットル=550円。東北6県の酒店などで販売する。

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