秋田県産の牛肉を発酵させた調味料が原料のステーキソースが11月15日、発売された。
赤身肉向けソースとして開発された「秋田肉醤シャリアピンソース」
牛肉などを塩漬けにして発酵して作る調味料・肉醤(にくしょう)。県産牛の赤身を中心に炭火焼きで肉料理を提供する「肉山 秋田」(横手市婦気大堤)を営業するベースライン(同)が、「赤身肉をおいしく食べるためのソースを」と、エバラ食品工業(横浜市西区)、魚醤(ぎょしょう)の製造を手掛ける諸井醸造(男鹿市)、秋田県総合食品研究センター(秋田市)と共同で、2017(平成29)年から4年ほどかけて開発。「秋田肉醤」と名付けた。
ベースラインが発売するのは、秋田肉醤にニンニクやタマネギなどの香味野菜のほか、「赤ワインやレモンを加えることで肉醤の旨味を引き立てた」という肉料理向けシャリアピンソース。
ベースラインの古屋宰社長は「赤身肉とペアリングもおいしいが、卵かけご飯や煮込み料理の隠し味としても楽しんでもらえるのでは」と仕上がりに自信を見せる。
現在、クラウドファンディングサービスで展開する先行販売を経て、2023年2月ごろ一般販売予定。