横手市内の情報をまとめたアプリ「MINEBA（ミネバ）」が12月15日、運営2年6カ月で1万ダウンロードを達成した。

　横手市でまちづくり活動に取り組むNPO法人ヨコッター（横手市前郷一番町）が、横手市と連携して行政情報やハザードマップを掲載するほか、市内図書館の本を予約できる機能などを設ける市民向けアプリ。横手市が推奨するスマホ向けアプリとして、2020年7月にリリースした。

　市が管轄する除雪車の出動情報が確認できることなどから、リリース1年ほどで5000回ダウンロードされ、2021年6月には、新型コロナウイルスのワクチン接種のキャンセル枠をプッシュ通知で知らせる機能や、約8万人の市民のワクチン接種数の割合「ワクチンメーター」機能などを加えるなどして、利用者を増やした。

　アプリを運営する同NPO法人理事の田畑晃子さんは「これまでも市民の声を受けながら改良を加えてきた。市と連携しながら、より楽しく便利な生活の手助けにできるアプリとして運営を続けられれば」と話す。

　アイフォーン版とアンドロイド版を用意し、それぞれのストアでダウンロードできる。利用無料。