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湯沢・稲庭うどんの「切れ端」でクラフトビール 羽後町の醸造所と共同開発

湯沢市の稲庭うどん製造会社「稲庭うどん小川」と羽後町のクラフトビール醸造所が共同開発した「小川」

湯沢市の稲庭うどん製造会社「稲庭うどん小川」と羽後町のクラフトビール醸造所が共同開発した「小川」

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 湯沢市の稲庭うどんメーカーと羽後町のクラフトビール醸造所が共同開発したクラフトビール「小川」が7月26日、発売された。

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 製品を開発したのは「稲庭うどん小川」(湯沢市稲庭町)と「羽後麦酒」(羽後町西馬音内)。稲庭うどんの製造工程で生じるうどんの「切れ端」は販売されずに廃棄されることが多い。稲庭うどんを副原料に使うビールなどの商品がこれまでなかったことから、秋田県総合食品研究センター(秋田市)の協力を得て発酵試験などの分析を行い開発。300本を製造し、発売にこぎ着けた。

 「稲庭うどん小川」専務の小川選子さんは「食品ロスを減らす観点から着想を得た商品。わずかなソルト感と適度な苦み、さわやかな後味が特徴の当商品を楽しんでもらえれば」と話す。

 価格は990円(330ミリリットル)。道の駅おがち(湯沢市小野橋本)や道の駅十文字(横手市十文字町)、秋田県物産振興会(秋田市)など販売する。

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