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秋田樺細工と牛革が素材のバッグ 横手の職人グループが発表

工芸職人のグループ「クラフトドルフ」が制作・販売するブリーフケースとショルダーバック

工芸職人のグループ「クラフトドルフ」が制作・販売するブリーフケースとショルダーバック

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 伝統工芸技術を使う商品の制作・販売を手がける職人グループ「クラフトドルフ」(横手市駅西2、TEL 090-4555-2042)が1月28日、伝統工芸「秋田樺細工」と国内製造の牛革を素材に使うバッグを発表した。

「クラフトドルフ」が制作・販売するブリーフケース

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 秋田県内在住の職人グループ6人が発表したのは、革とヤマザクラの樹皮を使う「秋田樺(かば)細工」がアクセントのブリーフケース(横幅40センチ、縦50センチ)と、ショルダーバッグ(横幅45センチ、縦27センチ)の2点。同グループメンバーで、にかほ市在住の革職人・木内正信さんが国内有数の革の産地・兵庫県姫路市に足を運んで選んだ黒い牛革を素材に、秋田樺細工を製造・販売する「八柳(やつやなぎ)」(仙北市角館町)の協力を得て、バッグの取手やジッパー回りなどに樺細工をあしらっている。

 同グループ代表の高橋亨さんは「樺細工の木目柄や色艶を引き立たてるような牛革が素材。フォーマルにもカジュアルにも使ってもらえるよう工夫して仕上げた」と話す。「見た人が、思わず振り向くような製品。多くの人に手に取ってもらえたら」とも。

 同日から予約販売を開始。販売価格は、ブリーフケース=24万9,800円、ショルダーバッグ=19万9,800円。

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