横手市内の高校7校の美術部の合同展が2月4日、横手市交流センター・わいわいプラザ(横手市駅前町)で始まった。
秋田県高校文化連盟美術工芸部会(秋田市)が、各校の美術部の交流や相互研さんを図ることなどを目的に開く美術展。
今年は、横手高校、横手城南高校、横手清陵学院高校、平成高校、増田高校、雄物川高校の6校に、横手高校定時制を加えた7校の美術部の生徒39人が制作した水彩画やアクリル画、油絵や彫刻などの作品を展示する。
開催初日の4日、名古屋造形大学(名古屋市)の濱田樹里教授は「人と比較しない表現で、『競争しない作品づくり』が印象的。人口が少ない地域ならではの作品展」と講評。「自身の個性を大切にしながら、大きな展示会でも目を引く作品になるような創作のアプローチ」などについて、生徒にアドバイスした。
出展した城南高校1年の女子生徒は「普段は校内の作品しか見ることができないが、私には想像できないような他校の美術部の作品を鑑賞できて勉強になった」と話した。
公開時間は9時~22時(最終日は15時まで)。入場無料。今月7日まで。