横手市のボランティア団体「灯(あか)り点(とも)し隊」が2月14日、雪まつり向け「ミニかまくら」作りを始めた。
15日・16日に開催予定の「横手の雪まつり」期間に合わせ、「蛇の崎川原」に並べる「ミニかまくら」。毎年、ロウソクがともされるミニかまくらが作り出す幻想的な風景を楽しみに足を運ぶファンも多い。
ミニかまくら作りには、地元企業の社員や日本大学工学部の学生などのボランティア70人が参加。1500個を作った。作業は15日も続け、暖冬の影響により降雪が少ないことから、例年よりも少ない3000個ほどを作る予定だという。
ボランティア団体の和泉慎太郎隊長は「ミニかまくらを楽しみに横手に足を運んでくれる人がいる限り、雪不足でもできることを頑張りたい。昨年よりも数は少なくなりそうだが、今年も河川敷に灯りをともしたい」と話す。