山菜の販売会「山菜まつり」が5月11日・12日、「道の駅さんない」(横手市山内土渕)で開かれ、3500人の来場者でにぎわいを見せた。
タラの芽やアイコ、ウルイなど山菜のシーズンに合わせて、毎年5月、同施設が開く販売会。近隣の山中で採れた山菜を販売するほか、山菜そばや山菜汁などを振る舞う。
65世帯以上の農家で作る「農香庵産直グループ」のメンバー36人は、「山菜の天ぷら」をその場で揚げて販売。売り場には、11時の販売開始前から行列ができ、初日は200食、2日目は400食分が2時間ほどで売り切れる好評ぶりを見せた。
同道の駅の藤井博喜駅長は「今年は天候にも恵まれ、昨年よりも来場者が多く盛況だった。来年の25周年に向けて、弾みがついた」と振り返る。