
「新米祭り2025」が10月12日、よこてイーストにぎわい広場(横手市駅前町)で開かれ、約530人の市民が新米を味わった。
横手かまくらライオンズクラブ(駅前町)が2020年から毎年秋に開催している「新米祭り」。横手市内の農家から提供を受けた「あきたこまち」で作るおにぎりや地元食材を使う「芋の子汁」を振る舞った。
6回目を数える今年は、振る舞いが始まる11時30分前に150人ほどの行列ができ、用意した約1000個のおにぎりと芋の子汁400杯は14時ごろに配布を終了した。来場した40代の女性は「横手産のあきたこまちはもちもちしておいしい」と話した。
同クラブの岡部武さんは「皆さんに食べる喜びや横手のおいしさを感じてもらえたのではないか。子どもの笑顔をたくさん見ることができてうれしかった」と振り返る。「これからも横手の未来を担う子どもたちに地元の誇りを伝え続けられれば」とも。