「蔵の街」として知られる中七日商店街（横手市増田町）で2月11日・12日、冬の「まちあるき」音楽イベントが開かれる。

昨年「くらを」の内蔵を会場に行った「英心 & The Meditationalies」のライブ

　市内でも最も雪深い地域の一つ増田町狙半内。同地域沿道約10キロにわたり3000個ほどの小さな雪洞にろうそくをともす恒例行事「元祖さるはんない幻灯」に合わせ、商店街の有志が企画した。

　市内在住のサックス奏者Chihoさんとギタリストの二木元太郎さんのユニットによる投げ銭スタイルのライブや、「松庵寺」（三種町）の副住職・渡邊英心さん率いるラテンロックバンド「英心 ＆ The Meditationalies」のライブ、1957（昭和32）年製の蓄音機を使ったレコード鑑賞会などを各店舗の内蔵などを会場に開く。

　英心さんは、空き缶や空きペットボトルを利用したリズム楽器を作るワークショップも行い、ワークショップ参加者とコラボした演奏も披露する予定。「増田の蔵の中で、老いも若きも一つになれる音楽を奏でる。サンバのリズムに乗りに乗っているわれわれのステージを体感していただければ」と来場を呼び掛ける。

　「Chihoアンド二木元太郎ライブ」は11日17時～18時。会場は「蔵の駅」（TEL 0182-45-5311）。蓄音機レコード鑑賞会は、両日共に9時～17時。会場は「福蔵」（TEL 0182-45-4190）。「英心 ＆ The Meditationalies」ライブは12日15時～17時。入場料は2,000円（当日2,500円）、中学生以下無料。ワークショップは同日12時～13時。参加費は500円。問い合わせは「くらを」（TEL 0182-45-3710）まで。