イオンスーパーセンター横手南店(横手市婦気大堤)に2月26日、秋田県のマスコットキャラクター「スギッチ」が登場した。
昨年11月に「2017年11月29日に『引退』する」と発表した「スギッチ」は、2004年に県民投票で選ばれた、「秋田わか杉国体」のPRキャラクター。
2006年には、テレビ東京系列のバラエティー番組「TVチャンピオン」の「ゆるキャラ 日本一決定戦」で「ゆるキャラ日本一」に認定され、2007年の国体終了後からは県職員待遇で秋田県のPR活動などを行ってきた。
「スギッチ」はこの日、同店で開かれた「秋田・岩手物産フェア」に、秋田県の新マスコットキャラ「んだッチ」と共に登場し、増田高校(同市増田町)の学生が開発した甘味料「田蜜(でんみつ)」を使った菓子や、三陸フィッシャーマンズプロジェクト(岩手県)が手掛けるサバ缶「サヴァ?」などの特産品をPRした。
県の広報担当者は「スギッチの活動は満10年を迎える今年11月まで。年度末ということもあり3月の予定は少ないが、雪溶けとともにまた忙しくなる。最後までスギッチの活躍を期待していただければ」と話す。