横手市ふれあいセンター「かまくら館」(横手市中央町)で3月25日・26日、劇団「Hozzy and Nancy(ホジーアンドナンシー)」の公演「恋愛戯曲」が開かれる。
横手を中心に2003年から活動する同劇団。旗揚げ公演から数えて11回目の公演となる。演劇だけにとどまらず、イベントなどでさまざまなパフォーマンスも繰り広げ、現在は同市のおもてなし武将隊「清原紅蓮隊」としても活動している。
今回の演目「恋愛戯曲」は、劇作家の鴻上尚史さんが2001年に書き下ろした5人で演じる舞台劇で、現実世界と劇中劇、更に劇中劇の中の劇中劇と3つの階層で構成される。ストーリーは、恋愛ドラマの女王といわれた作家が、テレビドラマの脚本を依頼されたものの一行も書けず、若手プロデューサーに「私と恋に落ちてくれたら脚本が書ける」と強制恋愛を迫るラブコメディー。
キャストは女性作家・谷山真由美役に団長の加畠杏子さん、プロデューサー・向井正也役に高村将太さん、谷山のマネジャー・寺田俊司役に平田孝太さん、郵便局強盗・杉村仁役に佐藤洋介さん、郵便局強盗・泉川京子役に佐々木真里さん。
平田さんは「前作、前前作と演じがいのある作品を公演して、劇団に力が付いてきたと感じている。今回も『これぞ演劇』という鴻上作品に初挑戦した。現実なのか物語なのか、激しく入れ替わる展開を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開演は、3月25日=18時、26日=13時30分。上演時間は約2時間。入場料=1,200円。中学生以下=無料。前売りチケット(1,000円)はかまくら館で販売中。