湯沢駅前の商店街「サンロード」にある飲食店「Cafe Lounge 17」(湯沢市柳町)で3月25日、地方創生イベント「湯沢カンファレンス」が開かれた。主催は広告事業などを営む「Miulan」(東京都港区)。
同社を営む湯沢市出身の三浦知記さんが、秋田とよそがつながることで地方の課題を解決するきっかけを生みだそうと「秋田つなげるプロジェクト」を立ち上げ、首都圏を中心に開いている同イベント。5回目の今回は初めて同市で開き、スカイプを使って東京会場とつないだ。
湯沢会場では当日、音楽イベント「湯沢ストリート村」実行委員長の藤田一平さんと、カフェ「TAKAIWA(たかいわ)」店長の高橋まゆみさんをゲストに招き、東京会場では4月から総務省に復帰する湯沢市副市長の藤井延之さんを交え、地域活性化について情報発信を話題の中心にトークセッションを行った。
イベント後半のワークショップでは、両会場に集まった参加者から、同市の「地酒」や「ジオパーク」などを活用した地域活性のアイデアが発表された。
参加者の小南陽祐さんは「こういったイベントに参加したのは初めて。トークセッションやワークショップを体験し、いろいろな考えがあると感じた。地元にプラスになることに今後も関わっていければ」と話す。