平鹿地域の「浅舞公園」(横手市平鹿町浅舞)で4月23日、桜の開花に合わせた「一夜限りのライトアップショー」が開かれた。主催は平鹿町観光協会。
初夏には100種・50万本のアヤメやショウブの花が咲き誇る同園。横手で桜の花が咲き始めるこの時期に、一晩限定で同園を取り囲むように植えられた桜の木・約130本をライトアップする同イベントは今回で6回目。
当日は、数日続いた寒気のせいか桜の花は五分咲きほど。それでも音楽に合わせ桜の木がライトアップされると歓声が沸き、カメラやスマートフォンを構えた観客は何度もシャッターを切っていた。
ステージでは同地域の「新町創友会」が太鼓の演奏を披露したほか、「宿舘の歌姫」こと西川可奈子さんの歌謡ショーや、横手のおもてなし武将隊「清原紅蓮隊(きよはらぐれんたい)」による演武などで来場者を楽しませた。
同市在住の中村秀一さんは「近所に住んでいるので毎年楽しみにしている。ライトアップされた桜の写真はSNS受けも良く、海外の人からも投稿に反応がある」と笑顔を見せた。