飲食店「旬菜みそ茶屋くらを」(横手市増田町増田中町、TEL 0182-45-3710)で4月22日から、「蔵とマンガ 異文化交流 序章マンガアート展」が開かれている。
リニューアル工事に伴い休館している「増田まんが美術館」(同市増田町増田新町)が、国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「中七日町通り」にある同店の内蔵を利用し、初めて開く。
同館が同展のために用意した、マンガ家の矢口高雄さん、小島剛夕さん、能篠純一さん、東村アキコさんの400点以上の複製原画の展示や、マンガ原稿のスライドショーなどを行う。単行本閲覧コーナや矢口さん所蔵の雑誌付録などのコレクションも併せて展示する。
同店の鈴木百合子さんは「美術館として整備された場所ではないため、什器や照明なども工夫しながら準備した。内蔵での展示は雰囲気もよく、マンガと町並みの2つのコンテンツで相乗効果が生まれたらと期待している。地元の人にもこの機会に楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は10時~16時30分。5月8日~10日休館。入場料 は、一般・大学生=500円、中高生=300円、小学生=200円。5月14日まで。