横手市交流センター「Y2((わいわい)ぷらざ)」(横手市駅前町)で5月21日、おもちゃの交換会「かえっこバザール」が開かれた。主催は子どものための文化事業を行う団体「横手おやこ劇場」。
秋田公立美術大学副学長で美術家の藤浩志さんが2000年に考案した同イベント。独自の子ども通貨「かえるポイント」を使いおもちゃを交換する。ポイントは持ってきたおもちゃに応じて発行されるほか、作業を手伝ったりワークショップに参加したりするとポイントがもらえる。秋田県南部で初めて開き100人以上が参加した。
イベント当日、たくさんのおもちゃが並べられた会場で目移りしながら手に取って選んだり、中高生ボランティアが行った「紙コップタワー」や「ぬりえ」のワークショップに参加したりしながら、親子や友達同士で楽しそうにしていた。
同団体代表の齊藤雅子さんは「部活動や習い事などで忙しくしている子どもたちには遊びを通した体験も大事。今回参加した子どもたちが友達を連れて、また参加してくれるように『面白い』を大切にしながら続けていければ」と話す。
同イベントの次回開催は6月11日。会場は横手市民会館。開催時間は13時30分~15時30分。問い合わせは横手おやこ劇場(TEL 0182-33-0812)まで。