JR十文字駅近くの十文字神社(横手市十文字町大道東)で6月16日、「東北植木盆栽市」が始まった。主催は十文字観光協会。
大正時代から例年初夏に開かれ、東北最古級の歴史ある同盆栽市。8年前から道の駅などに会場を移していたが、100回目を記念しそれまで同盆栽市を開いてきた十文字神社の境内を会場に戻し開く。
柴田農芸園(横手市平鹿町)と三浦園芸(由利本荘市矢島町)の2業者が参加したほか、地元出版社などのフリーマケットや屋台なども出店する。同町を中心に活動する歌手「白鳥健太郎」さんのショーやモチまき・菓子まきなども行う予定。
会場を訪れていた後藤哲二さんは「冬に手のかからないギボウシを探しに来た。40年ほど前から良いものに出合えればと毎年楽しみに通っている。当時は駅前の通りも歩行者天国になり、県内外の業者が境内からあふれるほど植木や盆栽を並べていた」と昔を懐かしむ。
開催時間は9時~21時(最終日は17時まで)。今月18日まで。