国指定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている中七日町通りの「まちの駅福蔵」(横手市増田町増田)の内蔵で6月24日・25日、「増田蔵寄席」が開かれる。
昭和の初めまで映画館や芝居小屋、遊郭などが立ち並んでいた増田地区に再びにぎわいを呼び込もうと、同地区の若手経営者たちが初企画した。
出演は、24日が講談師の宝井一凛さん、25日が落語家の柳家東三楼(とうざぶろう)さん。漫談の市川こいくちさんと増田町民謡同好会は両日出演する。
「増田蔵寄席プロジェクト」の千葉和廣さんは「出演者は盛岡で23日から開かれる『紺屋町ひぶせ座』と連携し呼び寄せた。単独開催では演者の交通費だけでも高くつくが、こうして地域間で連携できたメリットは大きい。定期的に開催し人の楽しみが集まる場作りを目指したい」と話す。
同プロジェクトの川崎達彦さんは「裏方として芸人さんを通じ寄席独特の風習、しきたりなどに触れられることも楽しみ。皆さんにも大いに笑って、楽しんで、感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける
開催時間は、24日=19時~21時、25日=13時30分~15時30分。入場料は、24日=3,000円(弁当・飲み物付き)、25日=2,000円。定員は各40人。問い合わせは千葉さん(TEL 080-1837-5342)まで。