雄物川郷土資料館(横手市雄物川町沼館)で現在、特別展「明治を生きた先覚者たち」が開かれている。
江戸~明治の変革の時代から100年を経て、大きな志を持って近代の礎を築いた横手に関わりの深い「先覚者」たちの足跡をたどる同展。
困窮農民を救う浅舞観音講の創立に関わり私財を投じて浅舞公園を作った伊勢多右衛門や、篤農家で秋田県種苗交換会の礎となる種子交換会を創設した石川理紀之助、農耕の傍ら3000首の歌作に励んだ女流歌人の後藤逸女、植物自由研究所を設立し平鹿リンゴの始祖と称される伊藤謙吉などの写真、直筆掛け軸、道具等を中心に約60点を展示する。
開館時間は9時~17時。入場料は、一般=100円、学生=80円、中学生以下無料。8月3日まで。