秋田県果樹試験場(横手市平鹿町醍醐)で9月2日、秋田県果樹試験場参観デーが開かれる。
果樹栽培の新技術や新品種の研究発表、約7ヘクタールの農場の見学、農機具・農業資材展示などを行う同イベントは今年で35回目。1983(昭和58)年から毎年8月29日の「県の記念日」に合わせ開いている。
当日は、リンゴの収穫体験やクイズラリー、同施設や天王分場(潟上市)で収穫されたリンゴ・ブドウ・ナシ・モモなどの試食や販売を行う予定。近年、横手市で生産量が増えているブルーベリーの苗木プレゼントも予定している。
同施設スタッフは「リンゴは『さんさ』、ナシは『幸水』など早生(わせ)種を中心に収穫期を迎えている。今年で創設60周年を迎えた同施設、一般の方はなかなか利用することも少ないと思うが、この機会に地元の果樹農業に親しんでいただけたら」と話す。
開催時間は9時~15時。