横手市の大雄小学校(横手市大雄)で4月24日、ホップのグリーンカーテンの春作業が行われた。
4年生児童34人が参加し、生産者に教えてもらいながらホップの春作業である「株開き」と「株ごしらえ」を行った。地域の宝であるホップの栽培学習を通じ、地元への誇りの醸成と地域に根差したキャリア教育を行うのが狙い。
大雄ホップ農業協同組合によると、市町村別のホップの生産量が全国1位の横手市だが、生産量はピーク時の約3分の1まで減少しているという。
地域の宝であるホップを守り、ホップを通じて横手を活性化することを目的として、同協同組合、キリン、横手市、民間団体「よこてホッププロジェクト」が小学校と協力し同イベントを開催した。
参加した児童たちは「ホップの作業をする農家さんはとても大変だと思った」「将来ホップの栽培をやってみたい」などと話していた。今後は、総合的な学習の時間を通じてホップの成長の観察や、ホップ畑の見学・収穫体験・成果発表などを行う予定。