横手市十文字町にある日蓮宗寺院「妙倉寺」が8月2日・3日、小学生3年生以上の児童対象の「寺子屋キャンプ」を開催する。
「のびのびと遊び、助け合い、仲間との生活を通して、規律・忍耐・感謝・自立などの精神を養う」ことを目標に、同寺副住職の山田恵隆さんが主体となり毎年開いている同イベントは今年で13回目。
期間中、「仏前作法」や、正座して題目を唱える「唱題行」など日蓮宗の作法儀礼を教えるほか、昔遊び、水遊び、探検、野菜収穫体験、花火なども行う。
2006年の初回は同宗青年部の僧侶たちの協力で運営したが、2回目から地元の高齢者やキャンプ参加経験者の協力を得て運営している。参加者は当初9人ほどだったというが、現在では県内外から約40人が参加するという。
山田さんは「さまざまな方々とのご縁がつながり、ここまで続けられた。お寺なので仏の教えも大事にするが、宗派や地域を問わず参加できる。生きる上で役立つプログラムも用意している。楽しみながら成長するきっかけになれば」と話す。
参加費は2,000円。申し込み締め切りは7月22日。