JR横手駅としては5年ぶりとなる蒸気機関車(SL)「C61」の試乗会が10月10日・11日、JR横手・湯沢駅で開かれた。
JR東日本が秋田県と共同で展開する「秋の大型キャンペーン」の一環。10日、自治体関係者や報道関係者など約200人が、6両編成の同車両に試乗。11日は、公募3170件の中から選ばれた約1000人が試乗を楽しんだ。
秋田県内では2駅しかない「転車台」を設ける同駅。秋田駅発の車両が向きを変え、横手・湯沢駅間は車両がバック走行する珍しい走行を見ることができることもあって、転車台周辺や沿線にはカメラを構えた市民や鉄道ファンの姿が多く見られた。
横手駅の湊正秋駅長は「多くの皆さんに試乗会に参加いただきありがたい。13日と14日に走行予定の『SLこまち号』に合わせたイベントを秋田・大曲・横手・湯沢で開催するので、地元のおいしいものと併せて秋田を楽しんでもらえれば」と話す。
13日・14日のSL運行時間は秋田7時10分発、横手9時16分着、横手11時38分発、湯沢12時09分着、湯沢12時39分発、横手13時08分着、横手14時45分発、秋田17時21分着。