横手高校(横手市睦成)で10月13日、創立120周年記念式典と記念講演会が開かれた。
1898年(明治31)年3月21日に、秋田県第三尋常中学校として開校し、1955年(昭和30)年から現在の校名で運営する。「剛健質朴」「青雲の志」「天祐自助」を校訓に、これまでに2万7000人の卒業生を輩出してきた。
当日は在校生819人と教職員91人のほか、来賓や卒業生1107人が参列。佐々木均校長が、新校舎を5年後に建設することや、文科省の「スーパーサイエンスハイスクールプログラム」に指定されたことなど、運営について述べ、学校功労者や永年勤続者らに感謝状を贈呈した。
在校生代表として、生徒会長を務める3年生の小玉洋輔さんが「伝統を大切にしつつ、刻々と変化している社会に対応できるように、一層の努力を重ねていきたい」とあいさつした。
その後、71期生で秋田今野商店(大仙市)の今野宏社長が、同社が手掛け、世界的に注目を集めるこうじ菌(国菌)の開発について記念講演を行った。