JR横手駅に現在、市内4蔵の酒樽が展示されている。
「まちぐるみで協力し合い、駅から横手を盛り上げよう」との湊正秋駅長の発案で、「まずはやってみよう」をテーマに、駅構内の一角でさまざまな展示が行われている。
2017年に「かまくらの顔出しパネル」を設置したのを皮切りに、2018年7月には市で栽培される「ホップ」を使ったリース、今年1月は、桜の木をイメージさせるメッセージボードを設けて、受験シーズンの3月にサクラの花びらの形に見立てたメッセージカードで満開にする趣向を凝らすなど、これまでに10回以上の企画展示に取り組む。
今月は、市内地酒のPRを目的に「浅舞酒造」「阿桜酒造」「備前酒造」「日の丸酒造」4蔵の4斗だるを展示し、酒蔵説明のパンフレットを設置する。
湊駅長は「横手の宝物に携わる市内企業・団体などが、市内外の皆さまにPRできるよう取り組んでいる。横手駅が面白いと思ってもらえれば」と話す。