「忠義な猫の資料館」(横手市平鹿町浅舞)で6月30日、ネコの健康祈願を行う「しあわせ祈願祭」が開かれる。「忠義な猫でまちおこしの会」が地域の活性化を目的に例年開き今年で4回目。
120年ほど前に「浅舞公園(同)」と「米」を守ったネコを人々が「忠義をつくした猫=忠猫(ちゅうねこ)」とたたえ、飼い主の伊勢多右衛門(たえもん)が明治時代に石碑を建てたとされる。同館は2016(平成28)年にクラウドファンディングを行い、「忠猫の碑」を移転しオープンした。
祈願祭では、愛猫との参加か、飼い主だけ参加する場合は首輪など愛猫が身に着けているものを持参するよう呼び掛けている。
同会の畠山博会長は「立派なネコがいたということを多くの人に知ってもらいたい。同日、敷地内にある公園で開催する『あやめまつり』でも、忠義な猫の歌の披露や紙芝居も予定している。ぜひ足を運んでもらえれば」と話す。
開催時間は14時~15時。参加費500円。