横手市中央公民館(横手市本町)で12月6日、「横手南伝統文化親子教室」の修了式が行われ、13人の児童に修了証が手渡された。
文化庁伝統文化親子教室事業の一環として、5月から茶道や華道、和服の着装など伝統文化分野の教室が10回開かれた。
最終回となる当日、各教室の講師が集まり実技も披露。同実行委員会の山陰潤会長による「玉川遠州流茶道」の点前では、参加した児童が菓子や抹茶を母親らに運ぶなどして、教室で体験した成果を披露した。
修了証を受け取った市内在住の田村明佳里さんは「花の役割や生け方にもルールがあることを知った」と教室を振り返った。
同実行委員会は「当教室をきっかけに児童がこれからも伝統文化に触れられる機会になれば」と、修了証と共に今後も各教室に参加できるメンバーズカードも発行した。