シェアスペース「ミライベース」(横手市前郷一番町)で3月5日、ワークショップ「地域のらしさを楽しもう!」が行われた。
横手市出身で関東の大学に進学した照井翔登さんが「自分が住んでいる地域がどのような場所なのかを見つめ直し、地域の『らしさ』を再発見する機会に」と企画した。
当日は、横手市内外の学生や社会人ら11人が参加した。3つのグループに分かれ、「学力テスト全国1位」「一人一人が主役になりやすい」「まちを歩く人が少ない」「刺激が少ない」など、地域の強みや弱みを挙げた意見を基に「ブックカフェをつくる」「チャレンジできる環境をつくる」などの地域の活性へ向けた計画を発表した。
仙北市から参加した大学生は「自分の将来を考えるきっかけになった。近い将来、地元の仙北市に就職して、地域活性化の取り組みができれば」と意欲を見せる。
照井さんは「秋田のことを自分ごととして捉えてくれる同世代と出会えたことがうれしい。地域の『らしさ』の再発見を通じて、皆さんの今後の取り組みのきっかけにしてもらえれば」と期待を寄せる。