サイクリングイベント「かまくら・ライド」が9月22日、横手市内を会場に開かれ、県内外から参加した317人が初秋のサイクリングを楽しんだ。
地元有志や観光・商工団体などでつくる実行委員会が初めて企画した同イベント。20キロの「ファミリーコース」、36キロの「ショートコース」、105キロの「ロングコース」の3コースを設けた。参加者は「横手城」(横手市城山町)、「かまくら館」(中央町)、「横手市増田まんが美術館」(横手市増田)などの「ビュースポット」では自転車を降り館内を見学するなど、観光も楽しみながら市内を回った。
コース上10~20キロごとに設けた「エイドステーション」では、地元農協女性部や中高生などが、果物やあきたこまちなどの農産物や、「横手やきそば」などを振る舞った。
参加者の一人は「エイドステーションでこんなに飲食を提供してもらうサイクリングイベントに参加したのは初めて」と笑顔を見せた。
下タ村正樹実行委員長は「イベントを一から立ち上げることの難しさを実感したが、自転車好きの仲間のサポートがあって無事に終えることができた。来年はより良い大会にしていきたい」と振り返った。