横手市交流センター「わいわいプラザ」(横手市駅前町)で3月6日、スマートフォンの位置情報機能を使った陣取りゲームアプリ「Ingress(イングレス)」の公式イベント「First Saturday」が開かれた。
横手で開かれた「Ingress(イングレス)」の公式イベント「First Saturday」参加者
同アプリの愛好団体「YokoteいんぐれすCLUB」が開くイベントは昨年12月に続いて2回目。「Ingress × 防災」「Ingress × ボランティア」などゲームを活用した企画を用意し、県内外から約60人が市内を回りながらゲームを楽しんだ。
イベント後半では、横手駅構内に会場を移し、同アプリの運営会社と提携する「伊藤園」(東京都渋谷区)の社員が、ゲーム中で使う拠点にも設定される「災害対応自販機」の使い方を紹介。参加者は災害発生時を想定して手回しの自家発電器を使ったり、自販機から飲み物を取り出したりするなど防災体験した。
「YokoteいんぐれすCLUB」の小坂将人さんは「ゲームとコラボすることで、防災に対する関心と知識を楽しく学ぶことができるのではと企画した。私自身も防災についてあらためて考えるきっかけになった。今後もアプリを通じたさまざまな取り組みを提供できれば」とイベントを振り返った。