4月開校予定の「横手市立横手北小学校」(横手市八幡)の一般公開が3月13日・14日に行われ、2日間で2000人以上の見学者が訪れた。
敷地面積19530平方メートル。「金沢小学校」「黒川小学校」「堺町小学校」の3校の統合に伴い、八幡地区にある市立北中学校の隣接地に新設された。「朝倉小」「旭小」「横手南小」の一部も編入する。入校予定児童数は約280人。
用地取得費と造成費を除く総工費24億円をかけた校舎は鉄筋コンクリート造の3階建て。木材を多用した5977平方メートルの校舎棟は、自然光を多く取り入れられる開放的な設計。3階壁面に設けられた太陽光発電パネルは蓄電設備と合わせ非常時用の電源として専用コンセントを設ける。1412平方メートルの体育館棟には、クライミングウオールやミーティングルームのほか、地域開放用の玄関も設ける。駐車場、陸上競技場、学校農園などの施設や設備は同中学校と共用する。
部活動帰りに訪れたという北中学校の生徒は「弟が通う予定なので帰ったら様子を伝えてあげたい」と話していた。