横手市の総菜販売店「紅玉」(横手市十文字町梨木、TEL 0182-42-5770)は4月10日、市内と湯沢市の企業4店と連携した宅配サービス「べにゆり」を始めた。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言を受け、かねて交流のあった市内の飲食店「旬菜みそ茶屋くらを」(増田町)と企画した。「多くの料理や食材を宅配できるように」と、青果店「和泉青果」(十文字町)や、食肉卸業の「柴田畜産」(平鹿町醍醐)、ベーカリー「パーノ」(湯沢市山田)も参加を呼び掛け、5店が協力して宅配サービスを行う。
「惣菜6品のデリプレート」(850円)、「麹屋さんの月替り弁当」(1,000円)など総菜や弁当を販売するほか、発酵調味料「358(サゴハチ)パリパリ」や、焼き肉セット(3人前1,200円~)、常備野菜のセット(1,000円~)など100種類以上をそろえる。
紅玉を経営する「たかえん」(十文字町)の高橋基社長は「外出や買い物に不安を抱えている人は多い。このようなときこそ、楽しい時間を過ごせるよう日常生活のお手伝いができれば」と利用を呼び掛ける。
宅配エリアは横手市、湯沢市、羽後町、東成瀬村。3,000円以上から受け付ける。申し込みは、各店舗または「紅玉」のホームページなどで受け付ける。営業時間は9時~18時。前日11時までの予約が必要。