特産品などを使ったアクセサリーの製作体験が10月11日、喫茶スペース併設の土産物店「まちの駅福蔵(ふっくら)」(横手市増田町増田)で開かれ、観光客ら14人が参加した。
「アクセサリー製作体験」で参加者が作った「横手縞」を使った作品
「観光客に、思い出に残るような特別な体験をしてもらいたい」と横手市観光推進機構(駅前町)が企画した。
横手産のリンゴ「紅の夢」や木綿織物「横手縞」「十文字和紙」など地元の素材を使ったアクセサリー類の制作を手掛ける市内在住のアクセサリー作家・泉田友美さんが講師を務め、参加者はピンブローチやヘアゴムなど自分好みのアクセサリー作りを楽しんだ。
泉田さんは「アクセサリーの素材として使っている、横手産のリンゴや米、工芸や技術の説明を興味深そうに熱心に聞いてくださる参加者が多かったことがうれしかった。小さな子どもでも一生懸命製作してくれ、集中した様子の後に見せてくれた完成品を手にしたキラキラした笑顔が印象的だった」と振り返る。