横手市内の小学2年の女子児童が増田町の住宅街に作った雪のオブジェが、現在、近隣住民を楽しませている。
新型コロナウイルス感染症の影響から、冬祭りが全て中止になった横手市内。「雪を使って楽しいことをしたい」と2月11日、ミニかまくらに明かりをともすイベントを企画した。
小泉写真館(増田町増田)の店主・小泉大輔さんの長女の夕空(ゆら)さんが、家族の助けなどを受けながら、増田まちなみ保存会(同)の約20平方メートルの敷地内にミニかまくらを160個ほど作った。
写真撮影する住民の姿も見られ、「とてもきれいで心が温まった」などの声が聞かれる。夕空さんは「ろうそくを置くための穴をたくさん掘るのが大変だった。コロナが早くなくなればいいなあと願いを込めて作った」と話す。