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横手の古民家バル「よこてのわがや」が5周年 コロナ禍乗り越え常連客に感謝

横手市の古民家バル「よこてのわがや」店主の高瀬貴毅さん(中央)とスタッフ(左右)

横手市の古民家バル「よこてのわがや」店主の高瀬貴毅さん(中央)とスタッフ(左右)

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 古民家バル「よこてのわがや」(横手市中央町、TEL 080-4517-6838)が4月26日、リニューアル5周年を迎えた。

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 2019(平成31)年、前店主から引き継いだ古民家を高瀬貴毅さんが改修し、開業した同店。入り口から小上がりまで土間の空間を延長し、柱と梁(はり)・内蔵など古民家の特徴を生かして木のぬくもりを感じさせる店内に仕上げた。カウンター席12席とテーブル4席、小上がり席10席を設ける。

 メニューは、リンゴと塩こうじを使う唐揚げ(913円)や、カキと生ノリを使うアヒージョ(1,100円)などの創作料理を中心に提供する。人気メニューは「豆腐と明太子(めんたいこ)のカマンベールチーズグラタン」(1,210円)。ドリンクメニューは、瓶ビール各種(660円~)やレモンサワー(715円)などスタンダードなものから「ジントニック」(770円)や「フルーツを使ったカクテル」(990円)などカクテルも用意する。平均客単価は4,500円。

 「新型コロナウイルスの流行直前にオープンしたため売り上げが伸び悩む期間が長かった」と高瀬さん。ディナータイムの来店客が減る中、期間限定でランチタイムの営業をしたり、イベント出店や店内の内蔵を貸し切り空間として活用したりするなど営業を工夫し、コロナ禍を乗り切った。

 高瀬さんは「常連のお客さまの支えなしには、私の精神的にも営業を続けることはできなかった5年。これからは、お客さまへの恩返しの思いを込めて、多くの皆さまにディナーを楽しんでもらえるような店づくりを心がけたい」と話す。

 営業時間は17時30分~22時30分。月曜定休。

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