雄物川体育館(横手市雄物川町)で8月14日、スポーツイベント「雄物川ドリームチーム2016・んだバスケ、やるべ」が開かれ、1000人超がバスケットボールを楽しんだ。
雄物川体育館(横手市)で開かれたバスケットボールイベント「んだバスケ、やるべ」
同町出身でバスケットボールの強豪校として知られる能代工業高校に進学したOBを集めた「雄物川ドリームチーム」が2009年から毎年、この時期に開く。2年連続で高校バスケットボール3冠を達成した畑山陽一さんや、「秋田ノーザンハピネッツ」監督の長谷川誠さんなどが参加する。
イベント当日、「ドリームチーム」と地元のアマチュアチームや学生チームが、ミニゲームやスリーポイントコンテストなどを行ったほか、10月に広州市(中国)で開かれる「3x3世界選手権大会」へ向け市内で合宿中の男子日本代表チームも会場を訪れ、中高生とミニゲームを通じて交流を深めるなどした。
平鹿中学2年の佐々木陽菜さんは「日本代表候補選手は力強く、ボールの扱いもうまかった。オフェンスとディフェンスの切り替えも早さを体感できた。これからの練習に取り入れられれば」と話す。
イベントを主催した大日向新公さんは「地元出身の名選手が集まり、お盆の帰省に合わせバスケットボールをしながら地域貢献しようと続いているイベント。今年も趣向を凝らし参加者からも喜んでもらえたのでは」と振り返った。