「道の駅うご 端縫いの郷(はぬいのさと)」(羽後町)で1月8日、子どもが店長を務める「こどもフリマ」が開かれた。
「道の駅うご 端縫いの郷(はぬいのさと)」で開かれた「こどもフリマ」
使わなくなったおもちゃや洋服、雑貨などの販売を通じ、「物を大切にする心を育み、実際に売り買いすることでお金の大切さや、人とのコミュニケーションを取ることの大切さ」を体験してもらおうと同施設が初めて企画した。
当日は、小学生以下の子どもと保護者ら6組が参加。フリーマーケットのルールや、「売り上げ・収支・利益」など販売の基本を「フリマ教室」で予習し、商品ディスプレーにも工夫を凝らし開店準備を整えた。
フリーマーケットが始まると、初詣で使われたロウソクを再利用したキャンドル作りの体験や、子ども用の絵本やポストカードなどの販売も併せて行われ、商品を眺めたり手に取ったりする買い物客や子どもたちでにぎわった。
洋服や本などのほか「タラの芽栽培キット」も販売した「オレの店」店長の斉藤瀬奈くんは、「お客さんが喜んでくれて、とても楽しかった。3,000円ほどの売り上げがあったので大好きなカニを買って食べたい」と笑顔を見せていた。