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秋田・羽後にクラフトビールの醸造所 資金提供呼び掛け

醸造所入り口にあしらわれた「羽後麦酒」ロゴ

醸造所入り口にあしらわれた「羽後麦酒」ロゴ

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 羽後町で7月にクラフトビールの製造を始めた「羽後麦酒」(羽後町西馬音内)が現在、クラウドファンディングサイト「ファンあきた」を利用し設備投資資金の一部を募っている。

「羽後麦酒」の鈴木隆弘さん

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 「羽後町で酒造りの文化を復活させたい」と同町の鈴木隆弘さんが昨年10月に会社を設立。6月30日に醸造免許を取得し、西馬音内(にしもない)地区の中心部にある古民家のみそ蔵を改装した工房で初出荷に向けビールの製造を始めたばかり。

 鈴木さんによると、一本一本手作業で行うビールの瓶詰め作業だが、専用のビール充填(じゅうてん)機を導入することで製造効率を格段に上げることができるという。今回のファンディングで集まった資金は、このビール充填機の購入資金に充てる予定。

 ファンディングでは1,000円から支援することができ、3,000円からのリターン(返礼品)には「羽後麦酒」のクラフトビールが付くほか、同醸造店で仕込み体験などもできるコースも用意する。7月11日現在、105人から128万4,000円が集まっている。

 鈴木さんは「10年以上前から念願だったクラフトビールの製造を、ようやく地元で始めることができた。ビール造りを通じて地域の可能性を広めていきたい。充填機は現在集まっている資金の3倍以上必要なので引き続き応援お願いします」と呼び掛ける。

 ファンディング募集は今月25日まで。

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