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横手で伝統工芸「中山人形のはなし展」 ひな人形や干支の土鈴など100点

「中山人形のはなし展」企画のきっかけになった「福助人形」のイラスト

「中山人形のはなし展」企画のきっかけになった「福助人形」のイラスト

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 横手市の郷土玩具「中山人形」の企画展「中山人形のはなし展」が現在、秋田ふるさと村(横手市赤坂)で開かれている。

7つそろうのは珍しい「七福神」の中山人形

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 同市平鹿町の中山地区で、干支(えと)の土鈴や歌舞伎・民話などを元にした土人形など、子どものおもちゃやお土産として作られ、県南部を中心に親しまれてきた中山人形。現在、この人形を制作する唯一の職人で樋渡人形店5代目の樋渡徹さんや愛好家のメッセージと共に、140年以上続く歴史などの背景もパネル展示する。

 昨年10月に同市平鹿町で発見された戦前の人形型枠や、親子3代で集めたという3組のひな人形など、資料的にも貴重な人形とともに、1994年の同会場開設時に試作されたというメーンキャラクター「ノブくん」の人形など100点を展示する。

 同展を企画した秋田ふるさと村の泉高志さんは「中山人形を愛(め)でてきた皆さんの気持ちが伝わる展示内容で好評。期間延長の要望も多く寄せられているので現在、検討中」と話す。

 営業時間は9時~5時。入場無料。2月14日まで。

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