県立大曲農業高等学校(大仙市)の紹介イベント「大農祭 in よこいち。」が2月21日、横手市交流センター・わいわいプラザ(横手市駅前町)で開かれた。
新校舎の完成を今春に控えた同校の紹介を目的に、毎月第3日曜日に同会場でイベントを開いている「よこいち。実行委員会」が企画した。パネルやスライドを使って、野菜の栽培や家畜の世話をする生徒の様子など学内での取り組み内容や、新校舎のイラストなどを展示した。パネルの前に足を止め、同校教諭の田口健一さんの説明に熱心に耳を傾ける来場者の姿も見られた。
課外活動や授業で生産した農産物の紹介と併せて、収穫した卵やビオラ、シンビジウムなどの花卉(かき)も販売。用意した農産物は販売開始から2時間ほどで売り切れる好評ぶりを見せた。
田口さんは「横手市内でこのようなイベントを開くのは初めての試み。農業の楽しさと面白さを伝えて当校を身近に感じてもらえれば」とイベントを振り返る。